トップモデルの秘密

「…んぅ?…ぅにゃあー!!!」

「お前は猫かっつーの」

「人間だ!…って違う!なんであんたがいんの!!?」


飛び起きた亜希は俺を凝視してあたふたしている。

寝ぼけているのか、ここが俺の部屋だという事がわかっていないようだった。


「ここ俺の部屋なんだけど」

「……あ!そうか、私あの後寝ちゃったんだ」

「思い出したか」

「…はい。すみませんでした」


謝ってきて大人しくなったと思ったが、みるみる亜希の顔が赤くなっていく。



「…というか…近い!!」

「…は?」

「顔、近い!どいて!」


俺と亜希の間は数センチ。
無意識に近付いていたようだ。