「独り占めはずるいですよ? 私だって亜希ちゃん好きなんですから」 「……え?」 「それでは失礼します」と言い残して出て行ってしまった。 ………。 「私も、ね」 さすがは佐藤さん。 もはや姉の様な存在の彼女には俺の気持ちはバレバレのようだ。 俺は苦笑しながら未だに横で眠る亜希の髪に触れた。