トップモデルの秘密

「ホントきれいな顔してるなー」


身動きとれないし何もできないので
じっと輝を観察してみた。


完全に夢の中の輝。

いつもの意地悪そうに笑う顔が嘘のように
安心している無防備な寝顔。



「というかホント苦しい…」

暫く見ていたけれど本格的に息苦しくなってきて体をよじった。



「…ん。行くな…」

小さく聞こえた声に顔をあげるが、輝は寝息をたてている。



寝言?


「ま、いいや」

少し動いて息が楽になると眠気に襲われ、私はゆっくりと意識を手放した。