チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》




チャプン……。



天井が湯気で霞んでる。





『後悔しない恋愛』




後悔なんかしてない。


私は、可哀相な女なんかじゃない。


僅かな時間しか過ごしてないのに、一人のお風呂が寂しい。

いつも繋いでくれた右手が寂しい。


笑顔が足りない。


『亜矢』って囁く、甘い声が足りない。

あなたの温もりが足りない。


きっと、これは一次的なもの。


だよね………?