チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》

急に二人きりになったから、何を話していいか分からずにいた。


今までなら、周りに誰かいるから、完全な二人って無かったんだけど、今二人だけ……。


グラスに残ってる
ビールを飲みほした。


そんな時、沈黙を破ったのは臼井さんだった。


「亜矢ちゃん…好きな奴とかいる?」


「えっ、何…?急に。」


「好きな男…いる?」


どう答えたらいいんだろう……。


相手が、臼井さんだと……言ってしまえたら…。


「いる……よ?」


それは…あなたなんだよ?


「誰…?そいつ。」


ドクンッ…!