「臼井さんの……話しって……何?」


私は…自分の足元だけを……見ていた。

臼井さんの真剣な顔を見るのが…怖い。

何を言おうとしてるのか……何となく予想出来るから……。

「うん……あのな?…………。」


暗闇の山の中……。

私達の声しかない、夜景しかない…山の中。


沈黙になって、気まずい空気の中。


「俺と……………。別れて欲しい………。」





えっ……!?