チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》

ペンション風の、可愛いホテルの中に入った。


室内も西洋風で、童話に出てきそうな部屋だった。


鞄をテーブルに置いた時だった。


「亜矢……。」


後ろから、ふんわりと抱きしめられた。

「臼井さん…?」


首筋に、舌を這わせてきた。


「あっ……。」


声が漏れる。


「聞かせて…?
亜矢の声……。」


そのまま、荒々しく身に纏ってるものを剥ぎ取った……。