チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》

「ん……。亜矢ぁ?今、何時?」


一人、空を見上げてゆっくり流れる雲を見ていた。


「ん……。亜矢ぁ?今、何時位?」


うっすら瞼を開けた臼井さんが、私を見た。


「えと……3時だよ。1時間以上寝てた。」


「そんなに?寝過ぎじゃん。ホントわりぃ。」


のっそりと起き上がった。


「ぼちぼち出るか。」


「そうだね。」