俺は日常のように学校を飛び出し 電車に乗り、ある家についた かつらあちい いくらダテめがねだからって なんかむずむずする 普通科の制服暑すぎだろ。 俺は恐る恐るインターフォンを押す 「はーい」と奥から甲高い声が響き渡る たぶんお母さんだ 「どちらさま??」 「あの俺、莉子さんの学級の者なんですが...」 俺は、定番の営業用スマイルを 莉子のお母さんに振舞った