「仁は、たった1人の大和でしょ...」 莉子は、うつむいたまま 軽く俺の胸を叩いた 「私なんて...日本中のほとんどの女の子に妬いてるんだからね」 「...莉子??」 少しずつ、叩く回数が増えていく ...莉子、泣いてる?? 「簡単に他の女の子に手ふんないでよ...笑いかけないでよ...」 そして莉子は、俺の胸元にしがみつき そのまま俺に寄りかかってこう言った 「私だけの仁なんだから...他の子に大好きって言わせないで」