もう一人の僕。

ま、普通に考えてわたしがなにかよっぽどのことをしないかぎりはどーとなることもないでしょ!
 
『ま、そなんだけど…』
 
あれからもう4時限目も終わったし…
わたしは心で言うが…
 
『…てか、お前だってナレーションしてんじゃん!』
 
とダメだしされた。
いいじゃない!!やっぱり読者にはわかるようにしなきゃ…っていったのはあんたでしょ!!!
ゴインッと、わたしは自身の頭にげんこつを喰らわせた。
もちろん…
 
「あいたたた…」
 
わたしは自分でげんこつし、自分の頭を両手でおさえて呻く…というとんちんかんなことをやってのけた。
クスクスと笑う声が周囲から漏れる。
 
『だから言わんこっちゃない…』
 
豊はため息を漏らした。