日曜。 夏子はホームにいた 『夏子』 「綺麗に撮ってよ?」 『当たり前じゃん。これ、持って』 僕は赤いバラの花束を差し出した 「面白い写真になりそうだね」 レンズ越しに夏子を見た。 確信した 電車が来て、僕はカメラを握る 夕日が神秘的だった