「…以上、女子51名、男子48名です!」 「そう、ご苦労様」 元気に敬礼し、去って行く男を眺めながらコーヒーを飲み干した。 手にある名簿に視線を落とし、笑う。 「…さぁ、はじめよう」 …死の、ゲームをね。