……? 変な、凜久。 しばらく道路を歩いて行くと、 「あ……、あった!」 あの頃と同じ、森へと続く道を見つけてふたりではしゃぎながら 一歩、足を踏み入れる。 確か去年は、夏休み最後の日。 ――『『一緒にいよ』』 きれいに重なった 私と凜久の言葉。 それで、ここまで来たんだよね。 誰もいない、静かにそこにたたずむ森は太陽の光を浴びて、ひっそりと木々の葉を揺らしていた。