涙をごまかすように、そっと。 あなたの写真に口づけた。 キス。 いつからか、癖になっている。 笑顔のあなたに、口づけること。 あなたはなにも、しらないけど。 声も、匂いも。 しぐさも、手のおっきさも。 わかんなくなっちゃうくらい、離れてしまったから、せめて。 嘘でも、あなたに触れたくて。 また、キス。 繰り返してる。 だって、遠くにあなたが行っちゃうのが、悪いのだ。 かえれないくらい、遠い場所に・・。