「サイさん、そりゃ騙されとる。きっと、それがカッパの手なんじゃろうて。死んだっていうカッパだって本当はピンピンしとるはずじゃ。いや、そうに決まっとる。悪いことは言わん。何をされるかわからんぞ。送り舟なんぞ、やめといたほうがええ」
サイは黙って聞いていました。
「サイさんの言うことだから、何とかしてあげたいけどねぇ。あれって、はっきり言って、気持ち悪いでしょ。私、見たことあるのよ。ホントに緑色をして、ぬるぬる光っとったのよ。おぞけが立つって言うん、それよ。
提灯だって、あれが触ってしまうかもしいれんのでしょ。サイさんには申し訳ないけど、こればっかりは勘弁してほしいわ」
サイは黙って聞いていました。
「サイさんの言うことだから、何とかしてあげたいけどねぇ。あれって、はっきり言って、気持ち悪いでしょ。私、見たことあるのよ。ホントに緑色をして、ぬるぬる光っとったのよ。おぞけが立つって言うん、それよ。
提灯だって、あれが触ってしまうかもしいれんのでしょ。サイさんには申し訳ないけど、こればっかりは勘弁してほしいわ」
