キミの手…
やっぱり男の人の手だった。―




キミは私の顔にかかった髪を
はらってくれたの

たったそれだけでも、、
……



心に響くの―――。


キミの手が私に触れる度に……。






明らかに私の手と違う

キミの手――


大きくて、全然柔らかくない、


昔よく手をつないだ
お父さんと同じ手――






なんでだろう?

もっとキミに触れて欲しいの――



キミの手を待ち望んでいる私がいる―――






早く会いにきて…。――