違ったみたいだ。 俺は浜崎を呼び止め、気持ちをいった。 「俺は浜崎が好き。」 ただそれだけ。 最低限の言葉で伝わると思ったから。 浜崎はキョトンとしていた。 =キーンコーンカーンコーン= タイミングよく予鈴が鳴った。 「じゃっ」 俺は去った。