「俺、その髪好き」 なんで、そんな事いうのかな。 明日になったら、君は覚えてないだろうけど。 私の髪の、1本1本が 神経みたいに、ピリピリして 触っていないのに、ぞくっとして じれったくて、心臓が痛いことなんて。 君には分からないよ、絶対に。 私は、明日になってもきっと このことを覚えているはずだよ。 本当、心臓に悪いよ。 毎日、わたしは翻弄されている。 (心臓が熱くて、こわれそうだよ)