心配顔の2人に呼び出しの真実を話すと、笑みがこぼれた。
 そして3人で寄り道しながら昼食を済ませて他愛もない話で盛り上がり、また明日と私だけ違う方向に歩き出す。







 そこは以前遊びに来た時と変わらず花達に囲まれ暖かな趣を醸し出していた。
 
 
 
 呼び鈴を鳴らすと2階の窓から紗英ちゃんが顔を出し笑顔を向ける。
 
 
『上がって来て』
 
『はぁ~い』
 
 
 
 扉を開けお邪魔しますと一声掛け階段を昇って行った。すると数人の笑い声や話声が聞こえる。 
 
 
 あれ??誰か来ているのかな??