それからよく6人で遊ぶ様になった。
 始めは無口だった彼も今では別人の様に良く喋る。
 
 
 
『俺は人見知りなの!』 
 
 そう言って彼は照れくさそうに笑った。
 
 
 
『ふぅ~ん』
 
 
『あれ??冷たくない、その態度は!!』
 
 
『……(無視)』
 
 
『お~い。優ちゃ~ん、優~~』
 
 
 
 私の頭をワシワシと撫でくり回す。無言でその手を払う。