いちごみるくのフェロモン

「…イルカショー??なにそれ?」


「そのままんだよ。見に行くか??」


2人は外に出ていろいろと回ってみる。


そして、目の前のポスターには「イルカショー」の文字。


もうすぐで始まるみたいで、ショーが行われるすぐそこにあるプールには人がいっぱい。


「……イルカって。大バアが喜びそうだね。」


イルカの血と肉はかなりの高級品。難易度の高い薬を作るときの材料だったりする。


「あのイルカ、ハリもいいし、色もきれいだから結構いい値がつくんじゃない?」


「…人間はそんなコトしないの。」


カイにつっこまれながらもイルカショーを人間とは別の視点で楽しむリリ。


そうやって、2人の時間は過ぎていった。