いちごみるくのフェロモン

言い争うミサキとシンをよそにリリとカイは2人で話す。


「カイ…。」


「ん?」


「…おなか減った。」


おなかが減って甘えてくるリリを向かい合うように座りなおさせてカイは言う。


「どーぞ。」


その言葉とともにふさがれるカイの唇。


カイの首に腕を回して幸せそうにキスを続けるリリ。


うっすらと目をあけてリリの表情を楽しむカイ。


長いキスが終わって、2人の唇が離れたときには


満足そうにカイに甘えるリリがいた。