いちごみるくのフェロモン

寝ているリリを起こして、自分のひざに据わらせるカイ。


「…疲れただけ。」


「なにに??」


「ミサキさんに…。」


「……ミサキ。なにしたんだ?」


基本的、リリに甘いカイはリリを自分によしかからせて頭をナデナデとする。


それに気持ちよさそうに反応するリリ。


「なにって…いろいろ調べただけよ。スリーサイズとか♪」


疲れさせた本人は、断じて私は関係ない。というようにさらっっとしている。


「色魔のこと調べれば、いろいろおもしろい薬できそうだしね。」


ニコニコ笑って言うミサキにランチを食べているシンが一言いう。


「おもしろいじゃなくて、妖しい薬だろ。」