「うれし~。私の血おいしいの?」


「うん、とっても。」


機嫌取りに思ってもないことを口にする。


まじー血のためになんでこんなことしなきゃなんねーんだよ。


そう思いながらもミキを軽く抱きしめる。そして、牙をたてて噛み付く。噛み付いたときミキの体はピクンと反応し快楽におぼれる。


…こいつの血、やっぱり抹茶の味だ。


腹いっぱいになとこで、ミキをさっさと帰す。あまり美味いとは感じない。まずい血の中での1番は全体で表すと下の上。どっちにしろまずい。


美味い血…リリ……