朝になって、ドアップでカイの寝顔をみるとびっくりした。


整った顔なのに、寝顔の雰囲気は子供。


昔もそうだったなぁと感じつつ、ドキドキする心臓をおさえてキッチンへ向かった。


ひんやりとした、静かな薄暗い部屋。


キッチンへ行って冷蔵庫をあけると、大体の食材はそろっていて、きちんと整理されていた。


「…朝はカイあんまり食べないし。サンドイッチかなぁ?」


そう思って、料理をしていく。


シオ???なにこれ…


「…しょっぱい!!」


中には見慣れない調味料もあったけど、味見して確かめながら進めていった。