「電話するんだろ。じゃあ俺帰るから。また詩保の退院の日には来るから」 「うん。わかった。 そういえばさっき何か言いたそうだったけど何??」 「えっ あーそれは・・・」 頭を掻きながら言いづらそうな表情をする 「また今度言うよ。ゆっくり話したいことだから」 「そっかぁ。わかった。じゃあ気をつけて帰ってね。みんなによろしくね」 バイバイと手をふる 「ああ。じゃあな」 そう言って振り返って秋維は帰っていった