次の日 ガラッとドアが開いた 「いらっしゃい あきちゃん」 ニコッと笑いながら秋維を向える 「体平気か?」 いつもの癖で体調について聞いてしまう 「うん。大丈夫。結構調子いいんだー」 「そっかぁ」 優しく笑いながら詩保の頭をなでる 秋維は昨日の楓の言葉を真剣に受けとめ詩保に告白しようと思ってきたのだ