…………え??






私は驚きのあまり、我を忘れてしばらく固まっていた。





そんな事を聖に聞かれるなんて思わなかったから……






「どうして、そんな事聞くの?」





私は大きく息を吸い込んでから尋ねた。











しばらく沈黙があった。






そしつ聖がふっと息を吐いて言った。






「俺は広瀬くんの代わりになろうとは思ってない。ただ麻優奈の過去を知りたいだけだ。」







私の過去………






「昔の事を聞かれて、麻優奈が辛い想いをするのはわかってる。
でも俺はもっと麻優奈の事がしりたいんだ。」