君の声



* * * * *


 「っ!?」
 (夢……違うか…昔の私…)


由衣は飛び上がるように身体を起こすと汗がビッチョリとかいていた


 「シャワー…」


まだ寝ぼけながらふらりとシャワールームに向かった


 (なんで…今更……あの日以来私は…話すと言うことをやめたんだっけ…)

 (…でも…はじめのは…夢?だよね…わかんない…はじめて見たのに…)


 (でもやけにリアルすぎた……)


サッパリしてシャワールームから出ると5:30を過ぎた頃だった


 (…村田さん起きてるよね…)


何か手伝えないかと思いルームウェアのまま1階に降りると村田はいなかった