続・Beeな彼女とHoneyな彼氏

パッと明るくなった。



というか、あたしが読書灯をつけただけだから、そんなに明るくないんだけど・・・




「なっ直人?」



あたしは直人の上に折り重なっている状態になっていた。




直人にけつまずいたみたい。



「ゴメンッッ」



離れようとしたあたしは、直人に抱きしめられた。




「わっ!」



直人からはほんのり石けんの香りがした。




「・・・直人・・・?」



沈黙に耐えきれなくなったあたしは直人を見上げた。




「バっ・・・見んな・・・!」