君の声。


【陸side】


「まただ。」


「何がぁ?」

僕がつぶやくと
司の間延びした声が返ってきた


「また、先に帰れって」

「ミナミちゃん~?」

「うん。」


「絶対アイツおかしい。」

悠斗が口を挟んだ


「うーん、まぁ おかしかった」

司も言う


「今朝、元気なかった。」

僕はそれだけ言った


「俺らのこと
避けてるみたいなんだよ。

なぁ?」

悠斗が聞くと

「えぇ、それは考えすぎ~」

司がのんきに答えた


「元気がないだけか?

でも、なんで一緒に帰らないんだ?」

悠斗が尋ねた


「よし、明日も一緒に帰らなかったら
ミナミちゃんに直で聞く!

それでこの話は終わりにしよう~!」

司は結論を出し
先を歩き始めた