君の声。


【悠斗side】


「あ・・・陽、来たな」


突然、竹田陸が言った。


「え、何で分かるの?」

小声で司が聞いてくる


「知らねーよ、んなもん」



言葉通り、陽南が登場した


「遅かったね」

俺らには見せなかった、
優しい笑顔で

竹田陸は陽南に話しかけている


俺らの存在に気づいた陽南は

あっ と指を差し


俺に小さな紙を渡してくれた


「え、俺に?」


うん とでも言うように
大きく頷いた


「じゃぁ、この辺で失礼します」

竹田陸が言うと、2人は仲良さ気に
歩いていった