「熱は出たけどもう下がったから明日は行けそう」


『本当?もうリュウたちがうるさいのなんのって 電話かけさせたのもリュウだからね』


「うん 大丈夫そうだから心配しないで明日は楽しみにしているんだから♪」


電話の向こうで学校のチャイムが聞こえた。


5時限目が始まったらしい。


珠代は早口に良かったと言って電話は切れた。