「明日の朝に熱を測ってみないとこればかりはYESと答えられないわ」


「ママっ・・・・・・」


結衣は溜息を吐いて残ったコーラを飲み干した。


――過保護すぎるっ・・・・・・。


「とにかく明日熱がなかったら行くからね」


結衣はそう言い捨てると自分の部屋に戻って行った。


――学校がないと退屈・・・・・・学校にいればあっという間に時間が過ぎていくのに・・・・・・。