「き、昨日は昨日だよっ 玲央はわたしを否定したじゃんっ!」


意地悪にいる玲央に結衣は泣きなくなった。



「玲央、玲央どうして?昔の玲央じゃないのっ?教えてよ!」


「結衣 黙って」


玲央の顔が近づいてきて唇が重なった。



――えっ?



思っても見なかった玲央の行動に結衣は唖然となって動けなかった。


玲央の唇は結衣の柔らかな唇に触れていた。