あたしのパーフェクト★BOY

「結衣っ!どうして先に帰っててって奴は言ったんだ!?まるで一緒に住んでいるみたいだぞ!?」


リュウが詰め寄ってくる。


詰め寄られた結衣はのけぞる。



「結衣、どうしてなんだよ!?」


「ちょ、ちょっと待って」


そう言った時、かなりのけぞっていたイスは重力に逆らえずに結衣をのせたまま後に倒れた。



「きゃっ!」


「「「結衣っ!」」」


3人が驚いた。


「いったーい!」


したたかに頭と背中、腰まで打ってしまった。


すぐに起き上がって頭を擦る。