「お家にプール・・・・・・」


「父さんが毎朝泳いでいる」



本格的な25メートルの学校みたいなプールに結衣は目を真ん丸くした。



「すご過ぎるよ・・・・・・」



「来いよ」



玲央はウッド素材の寝そべる事の出来るイスに連れて行った。



結衣を座らせると冷蔵庫から缶のアイスティーを2本持ってきた。



プルトップを開けて結衣に手渡すと隣に座る。



ちょうど喉が渇いていた所だから嬉しい。



「いただきます」



結衣が飲むと玲央も自分のプルトップを開けてゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。