玲央がダイニングキッチンへ行くとすでに信也も席に着いていた。



「玲央君、アイスコーヒーで良いかしら?」



キッチンから多恵子は玲央に聞いた。



「はい すみません」



玲央は席に着いた。



すぐに氷がたっぷり入ったアイスコーヒーが目の前に置かれた。



「結衣と話は出来た?」


自分では泣きじゃくって話が出来なかった。



「はい・・・・・・結衣に夏休み中、イギリスへ誘いました」



「「えっ!?」」


信也と多恵子が驚いた。