ベッドで寝ている結衣を見て多恵子はベッドに駆け寄った。


「結衣」



「電話を切った後、熱が出たんです 神経が参ってしまったようで・・・・・・」



玲央が説明すると信也が肩を優しく叩く。



「ありがとう 結衣は多恵子に任せて下へ行こう」



「はい」



部屋を出た信也の後に玲央は付いて出て行った。





信也はキッチンへ入ると冷蔵庫の中から缶ビールを2本持ってきて玲央に渡した。



「信也さん・・・・・・」



缶ビールを渡されて玲央は呆気に取られた。