「な、なんで玲央が部屋にいるのっ!?」


玲央は結衣の机のイスに座っていた。



「話があるんだ」



真剣な表情に結衣は急に緊張した。



結衣は戸惑いながらベッドの端に座る。



「話ってなあに?」



「あの女のこと、気にするなよ 断ったから」



「き、気にしてなんか・・・・・・いないよ・・・・・・」



「ほんと?」



メガネをかけていない玲央の瞳が妖しく揺れる。