あたしのパーフェクト★BOY

電車で2駅の所に結衣の通う学校がある。


近いし校則もさほど厳しくないので気に入っている。


学力も上の位置にいる学校だが、結衣は学年では真ん中位だ。


可もなく不可もなくと言った所だ。






「おはよう~」


教室を入ると一番仲の良い女友達 春日 珠代(かすが たまよ)が近づいてきた。


彼女は特進クラスでないのに学年で常に上位にいる。


「おはよう 珠ちゃん♪」


結衣は机の上にカバンを乗せて開けた。