部屋を出ると玲央もちょうどドアを閉めたところだった。
「玲央、おはよう♪」
結衣はにっこり朝の挨拶をした。
「すごい荷物・・・・・・」
ジャージ素材の紺色のスラックスパンツにグレーのTシャツを着た玲央がちょっとひいた感じで言う。
手には同じ紺色の上着を持っている。
結衣と違って荷物は大きすぎないエナメルバックを肩からかけている物を一つ。
「だって・・・・・・カメラ持って行きたいんだもん」
「カメラ?カメラにそんな荷物はいらないだろ?」
玲央が想像しているのは手の中にすっぽり入ってしまうデジタルカメラ。
結衣が持っていくのは一眼レフのごっついカメラだ。
「いるの♪」
それだけ言うと階段に近い結衣が先に降りた。
「玲央、おはよう♪」
結衣はにっこり朝の挨拶をした。
「すごい荷物・・・・・・」
ジャージ素材の紺色のスラックスパンツにグレーのTシャツを着た玲央がちょっとひいた感じで言う。
手には同じ紺色の上着を持っている。
結衣と違って荷物は大きすぎないエナメルバックを肩からかけている物を一つ。
「だって・・・・・・カメラ持って行きたいんだもん」
「カメラ?カメラにそんな荷物はいらないだろ?」
玲央が想像しているのは手の中にすっぽり入ってしまうデジタルカメラ。
結衣が持っていくのは一眼レフのごっついカメラだ。
「いるの♪」
それだけ言うと階段に近い結衣が先に降りた。


