もう涙は止まらない。 そうしている内に女が出て来た。 バスタオル一枚で… 大人の女性だった。 「あら?お客さんだったの?? ごめんなさい、こんな姿で」 女が訪ねているのにその態度は余裕で… 「陽ちゃん、妹いたんだね?」 い、妹… 「…おぅ…そ…うなんだよ…妹が…誕生日祝いに来た」 陽介はかなり焦ってる。