で、そこから更に歩いてみたら、穴があった。
迂回出来そうにもない。

「どーする?」
アタシが訊いたら、
「飛び降りる?」
と、からかい半分に訊かれた。

「底があったら」
「怪我しなければいいんだけど…」
グイッ、と腕を引っ張られる。
「行くぜ〜!」

はいぃィい!?
「落下ぁ!」
ぴょ〜ん、と飛び降りて…。