「これは本当に貴女ではないのね?」

案の定学校へ行くと朝から生活指導の仲瀬先生に捕まり、質問攻めになっている。

来るときもすごい生徒に見られてたしなー。

『眼鏡は私ですが髪長いほうはしりません。
私がこんな地味なのでからかおうとしたのではないでしょうか?』

「では、髪の長い子とこないだ転入してきた柊君と2組の伊藤さんが写ってる写真は?」

しれっという私に対し先生は質問ばかり。

っち。

『帰りだったので髪ゴムとった私です。
こちらの不良の人と似てるだけですよ。
よく見てください。』

「そう言われるとそうね…。
ぢゃあなんで昨日そう言わないの。」