「多分誰にも本性を見せてない」

本性を見せてない・・・?
何で?どうして?

「まぁ私達の前では明るい子だったわ♪」

何で私は兄妹をこんな悲しそうにするの?
何が私を闇にするの・・・・?
私って誰なの・・・・・・・・・・・・・・?

「私、部屋に戻りますね」

「分かったわ」

私は部屋に戻った

「・・・・silbar・・・?」

アルバムがあった
そこにはsilbarと書かれていた

「世界一の族、組、暴走族・・・?」

うっ・・・・頭が・・・
急に頭が痛くなった

「総長は・・・・茶蝶・・・?」

私は頭痛が激しくなって意識を手放した







「んっ・・・・」

「「「「大丈夫(か)(ですか)?!」」」」

「私の・・・・部屋?」

「そうよ!良かった、起きて」

「さっき美羅ちゃんが来てたわよ」

「美羅が・・・?」

「「「「!」」」」

「記憶が戻ったの?!」

「へ?元々私はこんなのだケド・・・」

「じゃぁ記憶喪失になったの覚えてない?」

「全然」

「そうなの・・・・」

「今日はゆっくり寝てなさい」

「うん」

菜季ねぇ達は部屋から出た
そして私はまた眠りについた