美羅side

「星菜っ!」

私は今星菜の病室に向かってる

ガラッ

「星菜っ・・・」

そこには目をとじてる星菜が居た

「星菜・・・・
また私がデザインした服着てよ・・・
星菜しか似合う子居ないんだからね・・・」

早く目を覚ましてよっ!
いつもみたいに笑ってよ!

「星菜ぁ・・・・ヒック」

私は泣き続けた




「また明日も来るね・・・・」

絶対目を覚ましてね・・・



それから私は毎日星菜のとこへ行った

「ちょっと失礼します」

蛍さんが病室を出て私と星菜が二人になった

「星菜のバカ・・・
もうデザート奢ってあげないんだからっ」

ピクッ

「!星菜?!」

星菜が起き上がった
私はすぐお医者さんを呼んだ

ガラッ

「目を覚ましたんですか?!」

「はいっ!」

蛍さん達も入ってきた

「星菜っ!」

ギュッ

「あの・・・誰ですか・・・?」

「「「「「え・・・・」」」」」

「星菜・・・?冗談はダメ・・・だよ?」

今は私とお医者さんと蛍さん達しか居ない

「はい・・・?」

「ちょっと失礼しますね
正直に答えて下さい
自分の名前はなんですか?」

「・・・分かりません」

「「「「「!」」」」」

「記憶喪失ですね」