長い人生の中で
微笑みが消える
ほど悩む時期は
短いのかもしれない。
でも、少しでも
笑顔を取り戻して
ほしかった。
少なくとも
妊娠したことは
おめでたいこと
なのだ。
彼女のお腹の中には
新しい命があるのだ。
それを、歓迎して
あげたいと
里美は思った。
由佳里のためにも
赤ちゃんのためにも。
由佳里は口には
しないが、
本心は子供が出来た
ことは嬉しいはずだ。
しかし、今は
自分の置かれている
環境がほんの少し
複雑で混乱している
だけなのだ。
子供を産むにしろ
降ろすにしろ、
自分が納得する
答えを出して欲しい。
納得する答えなんて
どこにもないのかも
しれない・・・。
それでも、里美は
そう願うしかなかった。
「ミルクティー
煎れたよ。飲んで
温まったら?」
「ありがとう
ございます。
里美さん、私
やりたいこと
そんなにないです。
なさ過ぎて
悲しいです」
「やりたいことが
たくさんあっても
困るんじゃない?」
「そうなんですけど…」
由佳里は手帳を
里美に差し出した。
そこに書かれて
いたのは・・・
微笑みが消える
ほど悩む時期は
短いのかもしれない。
でも、少しでも
笑顔を取り戻して
ほしかった。
少なくとも
妊娠したことは
おめでたいこと
なのだ。
彼女のお腹の中には
新しい命があるのだ。
それを、歓迎して
あげたいと
里美は思った。
由佳里のためにも
赤ちゃんのためにも。
由佳里は口には
しないが、
本心は子供が出来た
ことは嬉しいはずだ。
しかし、今は
自分の置かれている
環境がほんの少し
複雑で混乱している
だけなのだ。
子供を産むにしろ
降ろすにしろ、
自分が納得する
答えを出して欲しい。
納得する答えなんて
どこにもないのかも
しれない・・・。
それでも、里美は
そう願うしかなかった。
「ミルクティー
煎れたよ。飲んで
温まったら?」
「ありがとう
ございます。
里美さん、私
やりたいこと
そんなにないです。
なさ過ぎて
悲しいです」
「やりたいことが
たくさんあっても
困るんじゃない?」
「そうなんですけど…」
由佳里は手帳を
里美に差し出した。
そこに書かれて
いたのは・・・

