ショッピングモール内のドーナツショップ。
そこには常連となっている夏美らの姿があったが、いつもと違うのは悠美と真知子が居ること、そしてリーダー格の希里の姿がないことだった。
一際高いトーンで喋りまくる光景が、今日に限っては通夜のように静かな会話に終始している。
「ねえ、お凛の呪いって……どんなのか知ってんの?」
おずおずと話し出した夏美の言葉に、全員が渋々というように頷いた。
「アタシと悠美には全然分からなかったんだけど……ねえ、悠美」
「え、う……うん」
「何でそれがお凛の呪いとかって思ったの?」
先ほど校長が洩らした言葉に震え上がっていたのぞみ達を見渡す。夏美は詳しくその話を知らなかった。
「お凛に頼んで呪ってもらう」
ぽつりと洩らしたのは、じっと黙り込んでいた沙理奈だった。
「呪われた人はさ、お凛に連れて行かれるらしいし。その時、聞こえるって……」
「何が?」
「音……コオーン……コオーンって……藁人形を打ち付ける音……」
自分で話していて、昨日聞いた音を思い出したのだろう。沙理奈は小さく嗚咽すると、耳を塞いで俯いた。
「アタシたち、死んじゃうの?」
縋るような目で夏美を睨んだのは真知子だった。
そこには常連となっている夏美らの姿があったが、いつもと違うのは悠美と真知子が居ること、そしてリーダー格の希里の姿がないことだった。
一際高いトーンで喋りまくる光景が、今日に限っては通夜のように静かな会話に終始している。
「ねえ、お凛の呪いって……どんなのか知ってんの?」
おずおずと話し出した夏美の言葉に、全員が渋々というように頷いた。
「アタシと悠美には全然分からなかったんだけど……ねえ、悠美」
「え、う……うん」
「何でそれがお凛の呪いとかって思ったの?」
先ほど校長が洩らした言葉に震え上がっていたのぞみ達を見渡す。夏美は詳しくその話を知らなかった。
「お凛に頼んで呪ってもらう」
ぽつりと洩らしたのは、じっと黙り込んでいた沙理奈だった。
「呪われた人はさ、お凛に連れて行かれるらしいし。その時、聞こえるって……」
「何が?」
「音……コオーン……コオーンって……藁人形を打ち付ける音……」
自分で話していて、昨日聞いた音を思い出したのだろう。沙理奈は小さく嗚咽すると、耳を塞いで俯いた。
「アタシたち、死んじゃうの?」
縋るような目で夏美を睨んだのは真知子だった。



